MAINTENANCE
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Water The Bonsai
水やり盆栽は水をやらなければ枯れてしまいます。育てる上で一番重要なことは水やりです。
Bonsai will die if they are not watered.
Watering is the most important part of growing a bonsai. -
Place For Bonsai
盆栽の置き場所- 盆栽は基本的に屋外管理になります。
室内で鑑賞も可能ですが、日中は外に置き、
陽が落ちている時間帯だけ室内に置くか、5日間は外で管理し、
2日間だけ室内に置くなどして、基本的には外で管理することが重要になります。
1日に最低4時間以上、可能であれば6時間以上、陽に当たる場所に置くことが好ましいです。
風通しが悪いと樹の生育に影響するため、できるだけ風通しの良い場所に置いてください。
夏場は日差しに弱い樹種は遮光ネットなどを使い遮光してください。
松柏類は基本的に遮光は必要ありません。
夏場は熱くなるので、熱を持つ素材の上に置く場合は注意が必要です。
木の板を敷いてその上に置くなどして、工夫することが必要になります。 - Bonsai are basically kept outdoors.
It can be appreciated indoors, but it should be placed outside during the day,
It is important to keep the bonsai outside during the daytime and keep it inside only
when the sun is down, or keep it outside for 5 days and keep it inside for 2 days.
It is preferable to place them in a location that receives at least 6 hours of sun per day.
Place the tree in a well-ventilated area as much as possible,
as poor ventilation will affect the growth of the tree.
In summer, trees that are sensitive to sunlight should be shaded with a shade net.
Pine trees basically do not need shading.
In summer, they get hot, so care should be taken when placing them
on materials that generate heat.
It is necessary to be creative by placing them on a wooden board.
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BONSAI Q&A
盆栽管理でよくある質問【水やり】
Q:水やりの頻度はどのくらいですか
A:基本的には土が乾いたらたっぷりあげてください。
季節や鉢の大きさにより、乾き方が変わります。
基準としては
春、秋は1日1回
夏は1日2回
冬は2.3日に1回です。
Q:水やりの仕方を教えてください
A:ジョウロなどであげる場合は、鉢の裏の穴から水が流れ出るまであげてください。
植え替えてから時間が経っている場合は、水が通りづらくなっているので、
鉢の裏から水が流れ出るまで、何度か水をあげてください。
ジョウロで水をあげる以外にもバケツなどに水を溜め、そこに漬け込むどぶ漬けという方法があります。
どぶ漬けの場合は、水に漬け込んでから、空気が出てこなくなるまで放置して、
空気が出てこなくなったら水から出してあげてください。(数分間)
Q:出張や旅行で数日家を空けてしまう場合は水やりはどうすればいいですか
A:水やりをしてもらえる人に盆栽を預けるのが1番です。
冬場は室内の日が当たらない場所に置けば3日程度は大丈夫です。
盆栽を預けることが難しい場合は、水が貯められるトレーなどに鉢底がつかる高さまで水をため、
盆栽を置いてください。3日程度であればそれで大丈夫です。
長すぎたり、頻度が多すぎてしまうと根腐れして盆栽が弱ってしまう可能性があるので、
1ヶ月に1.2回程度、3日以上は避けるようにしてください。
上記の方法以外に、鉢を濡らした布やキッチンペーパーなどで包み、
さらに鉢をビニール袋で覆って乾燥しない状況を作った上で、日陰に置いておくという方法もあります。
【置き場所】
Q:部屋の中に置いても大丈夫ですか
A:盆栽は種類関係なく、基本的には外で育てる植物です。
室内で管理していると弱ってしまいます。
庭やベランダで管理することが望ましいです。
室外機の風に当たると枯れてしまうので、室外機の風が当たらない場所に置いてください。
室内に置く場合は、1週間に2日程度にするか、
日が落ちている時間帯だけ室内に移動するようにしてください。
エアコンの風が直接当たる場所は避けてください。
Q:1日にどれくらい日光に当たれば大丈夫ですか
A:最低でも1日4時間以上日光が当たる場所が望ましいです。
それ以下でもすぐに枯れてしまうわけではないですが、
新芽の伸びが悪いなど、将来的に不調を起こしてしまう可能性があります。
Q:室内でも日が当たる場所であれば問題ないですか
A:ガラスは紫外線等を遮断してしまうものが多いです。枯れはしないですが、
新芽の伸びが悪いなど不調を起こしてしまう可能性があるので、庭やベランダで管理したほうが安心です。
Q:雨や雪の日は中に入れた方がいいですか
A:雨や雪に当てても問題ありません。
雨がしっかり降った日は水やりは必要ありませんが、
小雨の場合は水がしっかり入っていない可能性があるので、通常通り水やりをしてください。
Q:夏にもみじの葉が焦げてしまいました
A:雑木類の中には、もみじや楓など真夏の直射日光に当たると葉焼けしてしまう種類があります。
半日陰の場所に置くか、寒冷紗やすだれを使い、半日陰の環境を作り出すなどして
直射日光が当たらないよう置き方を工夫してください。
【植え替え】
Q:植え替えはどのぐらいの頻度でしなければいけないですか
A:盆栽の植え替え頻度は、鉢の大きさ、樹種、樹齢などによって変わります。
雑木類であれば1〜3年に1回 松柏類であれば2〜5年に1回必要になります。
植え替えの適期は春か秋です。